こんにちは、NANAです。
今日は、日本でスウェーデン人と結婚する方法をご紹介します。
その前に、私(筆者)は一体誰だ?という方は、こちらのプロフィールをご覧ください。
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さて、早速ですが、日本でスウェーデン人と結婚するには2つの方法があります。
- 先に日本🇯🇵で入籍し、その後にスウェーデン🇸🇪で手続きする
- 先にスウェーデン🇸🇪で入籍し、その後に日本🇯🇵で手続きする
私たちは ❶ のパターンでした。
夫婦ともに一度もスウェーデンに渡航することなく、日本で手続きを行いました。
いきなり役所に行って手続きするのではなく事前準備が必要なので、この記事では役所に持っていく書類の事前準備について詳しくご紹介します。
手続き自体はシンプルですが、何かと時間がかかります(^^;;
書類には期限があるかもしれないので、できれば早めに済ませることをおすすめします!(3ヶ月以内が安心かな…)
日本での入籍に必要な書類を揃えよう
日本で入籍するには、日本人同士が結婚する時と同じように、日本国内の役所(市役所・町役場)で婚姻届を提出します。
ただ、日本でスウェーデン人と結婚するためには、スウェーデン人側の婚姻要件具備証明書という書類が必要で、これがないまま役所に行っても、手続きができず無駄足になってしまいます。
そもそもこれが何なのかを簡単にご説明します。
婚姻要件具備証明書とは?
婚姻要件具備証明書(こんいん ようけん ぐび しょうめいしょ)とは?
→パートナーが独身なのか?結婚できる年齢なのか?などを証明する書類。
日本ではさすがにスウェーデン人の結婚歴や戸籍を管理していないので、スウェーデン側に発行してもらう必要があるんですね。
ちなみに、私たちが実際にスウェーデンから取り寄せた書類には、「婚姻要件具備証明書」ではなく結婚資格証明書(Marriage License)と記載してありました。呼び方は違えど中身は同じもので、A4サイズの1枚モノでした。
婚姻要件具備証明書が手元に届くまでの手続きは2ステップです。
STEP① パートナーの出生証明書とその日本語訳を取得
申請先:スウェーデンの税務署(Skatteverket)
かかった日数:2週間
まず、スウェーデンの税務署(Skatteverket)に問い合わせて、出生証明書(Personbevis)とその日本語訳を発行してもらいます。日本では、戸籍関連は役所が取り扱っていますが、スウェーデンでは税務署が行っているそうです(驚)
ちなみに、スウェーデン現地に行かなくても、日本から郵送で取り寄せが可能です。
オンラインで申請すると住民登録官(Folkbokföringshandläggare)のサインがない状態のものになるので、税務署に電話して「住民登録官のサイン付きがほしいです」と伝えて、原本を発行&郵送してもらいました。(どうやらサインが必要とのことでした)
ちなみに夫はこの電話が繋がるまでに25分待ったらしいです。(あなたの前に◯人が待っています…というアナウンスが流れるとか)
出生証明書の日本語訳は、スウェーデン国家公認翻訳士の方が翻訳した状態で送ってきてくれるので、こちらで翻訳する必要はありませんでした。記憶が曖昧ですが、無料だったような…。(有料だったらすみません)電話で依頼したら、あとは待つだけなんです。カンタン!
2週間後、遠路はるばる住民登録官のサイン付きの出生証明書が日本へと送られてきました。
だがしかし!びしょびしょに濡れて届きました。耐水紙ではなかったのでよれよれ。そして翻訳も、夫の名前のカタカナが間違ってたりなかなかの事故具合でした。その後のプロセスに問題はありませんでしたが。
STEP② スウェーデン大使館で婚姻要件具備証明書とその日本語訳を取得
申請先:スウェーデン大使館
かかった日数:1週間
取り寄せのために、以下の書類を日本にあるスウェーデン大使館に送りました。
- パートナーの出生証明書
- 夫婦両者のパスポートのコピー
- 夫婦両者の住所がわかるもの(免許証や住民票でOK)
- 2500円の申請費
- 返信用切手120円
- 返信用封筒(自宅の住所を書いて)
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このあとは、スウェーデン大使館から婚姻要件具備証明書とその日本語訳が送られてくるのを待つだけですが、日本語訳は、出生証明書と同様にスウェーデン国家公認翻訳士の方が翻訳した状態で送ってくれたので、こちらでは何もしなくて大丈夫でした。
大使館に書類を送る際に気をつけた方が良いことが2つあります。
気をつけた方が良いこと①
スウェーデン国家公認翻訳士の方が翻訳してくれる際に、どうやらパートナーの名前のカタカナ読みが必要だったようで、大使館から「旦那さんのお名前のカタカナを教えてください」とメールがありました。このやり取りが時間のロスになるので、書類を送る際にパートナーのカタカナ読みのメモを添えた方が良いです。
気をつけた方が良いこと②
免許証のコピーを送る場合、住所変更手続きをしたことがある方は、裏側に新しい住所が書いてありますよね。その場合、スウェーデン大使館側では見逃されてしまう可能性があるので、「免許証の裏面に記載されているのが新しい住所です!」とメモを添えた方が良いです。
私の場合はこのメモをしていなかったので見事に見逃されて、免許証の表面にある古い住所を使われてしまいました。(間違ってるよ〜と連絡するのがめんどくさかったので見てみぬふりをしましたが、その後のプロセスで何の問題もありませんでした)でも、書類は正しい方が良いですよね。
その後、婚姻要件具備証明書は1週間弱で届きました。証明書は1枚で、スウェーデン語と日本語が併記してありました。婚姻要件具備証明書は4ヶ月有効とのことですので、期限にはお気をつけください。
そして、合計3週間かけてやっと、日本で入籍するための下準備が整いました。
まとめ
この記事では、スウェーデン人と日本で入籍するための手続き(その1)として、役所に行って手続きをする前の準備段階についてご紹介しました。
-
スウェーデンの税務署(Skatteverket)に問い合わせて、出生証明書(Personbevis)とその日本語訳を発行する
>>> かかった日数:約2週間 -
日本にある大使館に書類を送り、婚姻要件具備証明書を取り寄せる
>>> かかった日数:約1週間
次の記事では、実際に日本の役所で入籍手続きをする方法をご説明します。
それでは、また。
私たちはコロナ禍での手続きだったので、現在は変更箇所があるかもしれません。最新の情報は大使館や役所にお尋ねください。
また、当ブログはあくまで参考として記録に残しています。当ブログを見てくださっている方の手続きに関する責任は負いかねますので、ご了承くださいませ。